名誉代表 ごあいさつ

「情報学教育の定着」から「新教養教育の飛翔」へ

 皆様 こんにちは。この度,名誉代表を拝命いたしました。よろしくお願いします。

 ところで,情報学教育研究会の前身である情報科教育法研究会が発足してから20年が経過し,2022年度は,21年目を迎える重要な節目となります。言い換えれば,「発足時の精神に回帰し,カリキュラム研究に特化する時期がきた」と認識しています。

 カリキュラム研究は,本研究会の20年間の成果をもとに,新時代に合わせた柔軟な展開が求められます。特に,2022年度から年次進行で実施される高等学校については,カリキュラムマネジメント研究を,また同時に,2030年を視野に入れた新々学習指導要領の基盤作りを,進める時期であると認識しています。

 したがって,教育関係者や学習者のみならず,この教育を支える全ての関係者がベクトルを揃えて進めることが必要です。ご理解を頂戴できれば幸いです。

 また,上記とは別に,「感性に響く新教養教育」をテーマに,実践的な研究の場として,プロジェクト形式による新組織(プロジェクトAAF)を立ち上げて,主宰しています。こちらもよろしくお願いします。

注)
プロジェクトAAF(PJT-AAF,pjtaaf) https://pjtaaf.com/

松原伸一 名誉代表 略歴

滋賀大学名誉教授,プロジェクトAAF主宰。2022年度より本研究会の名誉代表。