みなさん,こんにちは。
あす09月01日は「防災の日」です。ちょうどこの日,多くの学校で夏休みが明け,いつもの学校の日常に戻ります。
さて,いまから遡ること102年前となる1923年09月01日,関東大地震が発生しました。死者・行方不明者が推定10万5,000人と,想像を絶する被害となりました。
その後も地震大国といわれるわが国では,地震に限らず,幾度となく災害に見舞われています。
こうした災害発生時に,被害を最小限に食い止めるのが,避難訓練や防災訓練です。学校でも,時折,サイレンが流れ,校舎の中にいた人たちが続々とグラウンドに集まっていく様子を目にすることがあります。
ところで,いま,学校はICT機器やサービスがたくさん導入されています。緊急時にはアプリにメッセージが届く連絡網サービスを導入している学校も多くなりました。
いざ,災害が来たときに,これらのサービスは上手に活用できるでしょうか。災害が起こった直後に,保護者宛の文章を作成できるでしょうか。普段使わない安否確認機能を使えるでしょうか。そもそもネットワークが機能していないかもしれないですし,しないといけないことに追われる最中,その作業に注力できないかもしれません。
実際の災害時には,避難訓練や防災訓練で想定している以上の作業に見舞われます。2学期はgacco行事が多い学校も多く,忙しくなる傾向にありますが,こうした機会にシミュレーションをしてみるのはいかがでしょうか。